海宝直人さんについて
ミュージカル界のサラブレッド!
海宝直人さんはなんと7歳の頃に、姉の影響を受け劇団四季ミュージカルオーディションを受験し合格いたしました。当時は「美女と野獣」のチップ役でデビューを果たします。
のちにライオンキングの初代ヤングシンバ役を射止め、幼少期から第一線で活躍しておりました。海宝直人さんの姉だけでなく弟も俳優として活躍しており、まさにミュージカル一家に生まれたのサラブレッド的存在です。
海宝直人さんは、持ち前の甘いマスクと抜群の歌唱力で、ミュージカルだけでなくテレビや映画などを含め様々なジャンルに出演しており、その経験が幅広い演技に繋がっているのだと思います。
そして2016年、時は過ぎ海宝直人がヤングシンバ役をしていたライオンキングに再び出演することになります。そう大人になったシンバ役です。ヤングシンバ、大人のシンバの役を両方演じたことのある役者さんは海宝直人さんが史上初であり唯一です!
海宝直人は、現在では劇団四季の正式な劇団員ではなく外部出演という形ですが、アラジン役、シンバ役、カジモド役と主要キャストばかりを演じていて、その実力を遺憾なく発揮しております。
CD ライオンキング 1999年版 |
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ヤングシンバ 役・・・海宝直人
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CD ノートルダムの鐘・豪華版・海宝版 |
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海宝直人さんの感想
幅広い表現力が魅力!
海宝直人さんは、劇団四季のみにいたわけではないので、様々な経験が演技や歌に幅を持たせているように感じます。
特にノートルダムの鐘のカジモド役は、普通に歩けず普通に話せない人間を見事に演じ切っておりました。
才能もずば抜けているように感じます。ライオンキングのヤングシンバ役をCDで聞いたときは、どのヤングシンバよりも印象に残る素晴らしい演技でした。海宝直人さんは声がよく通る上に、躍動感があり、まさにミュージカルのために生まれてきたように感じられます。
そしてミュージカル界を見渡してみても、海宝直人さんはトップクラスのイケメンであることも人気の秘密だと思います。残念ながらCDしかないのですが、実際に彼の表情を見るだけで惚れ惚れしてしまいます。
海宝直人さん初のソロアルバムCDを聴いた感想
I wish. I want. ~NAOTO KAIHO sings Disney
海宝直人さんのメジャー初ソロアルバムが1月30日に発売されました。アランメンケンの楽曲から海宝さんがセレクトしていて、ウォルトディズニーレコード社から販売されております。海宝さん自身ディズニーミュージカルを演じることも多く、自身が演じた演目からの楽曲が多いです。
壮大なオーケストラをバックに海宝さんの情熱的な歌声が響き渡るファン必見の一枚です。
I wish. I want. を聞いてみた感想
まず曲目を見て感じたことが、「アラジン」「ノートルダムの鐘」と海宝さん自身を演じたことのあるの楽曲が多いなぁということです。このようなコンピレーションアルバムでは普段とは違う一面を見せる楽曲をよく見かけますが、「I wish. I want. 」ではアラジン4曲、ノートルダムの鐘3曲です。その内12曲中4曲は自身が主役をした際に歌った曲なのです。
実際聞いてみると、このことがズバリはまったCDだと思いました。やっぱり海宝さん自身が何千何万回も歌ったであろう思い入れのある曲なので、聞いてて本当に痺れてきます。劇団四季で販売しているアラジンCDやノートルダムの鐘CDの時とはまた違った感じでアレンジしているのでこれがまたたまりません。
さらに海宝直人セレクトの楽曲センスが素晴らしいです。たまたま私の好きな曲が入っていただけかもしれませんが、アランメンケンの中でも心に残る楽曲が多いです。
「ゴーザディスタンス」・・・この曲は映画「ヘラクレス」の楽曲で、日本では藤井フミヤさんが歌っていたことで有名です。正直フミヤさんに負けてないと思いました。。。
「そばにいて」・・・この曲は「魔法にかけられて(原題:Enchanted)」の名曲 So Close です。ロマンティックなメロディーに海宝さんの美声がピッタリです。
「時は永遠に」・・・この曲は2017年に公開された映画「美女と野獣 実写版」でアランメンケンによって新たに加えられた曲です。セリーヌディオンが歌っている曲です。アランメンケン自身も歌っていました。心温まる優しい楽曲で海宝直人さんの美声とマッチしていました。
これらのように「I wish. I want. 」は全12曲と決して多くはない曲数ですが、濃密で充実度の高い一枚でした。正直コンピレーションアルバムの中では一番のお気に入りです。ぜひチェックしてみてください。
通常版とデラックス版があります。デラックス版は通常版のCDにブルーレイディスクが付いてます!